【小学部の教育】



 

1 教育目標
*将来に向けて、生き生きと自分の力を発揮できる児童を育てる

 

 (1) 人とふれ合い、関り合う力を育てる。(人間関係をつくる力)

 (2) 感情を豊かに表し、思いを伝える力を育てる。(コミュニケーション)

 (3) 生活に必要な基礎的なスキルを習得し、社会資源を活用する力を育てる。(社会環境への適応力)

 (4) 身のまわりのことに自分から取り組む意欲を育てる。(はたらく力)

 (5) 自分の好きな活動を見つけ、意欲的に取り組む力を育てる。(選択・決定する力)

 

2 教育方針

 (1) 児童一人一人の教育課題を的確に把握し、個に応じた教育内容の検討と適切な指導方法の確立に努める。

 (2) 個別の教育支援計画に基づいた個別の指導計画を基礎に、常に児童一人一人の発達の状況を検討・評価し、適切な指導内容、指導方法、指導形態について検討しながら、一人一人の教育課題に即した授業の構築に努める。

 (3) 家庭や福祉施設、関係機関との連携を深め、指導の充実に努める。

 (4) 児童が健全な食生活を自ら営むことができる知識及び態度を養うため、学校給食や調理学習等を活用した食に関する指導に努める。   

 (5) キャリア教育の視点を意識し、小学部段階で必要な指導内容の整理・改善を行うとともに児童が主体的に取り組める学習環境の整備に努める。   

 (6)地域の教育資源を積極的に活用した指導に努める。



日課表はこちら(PDFファイル)

 

特色

今年度の小学部の児童数は54名です。昨年度と比べて13学級と学級数は変わりませんが、児童数が3名増え、開校時の27名と比較するとほぼ2倍の児童が在籍しています。

学習については、小学部1~3年生では遊びの指導を中心として学習を進めています。発達段階で大切な遊びを通して活動に取り組み、子どもや大人とのやり取り、身近なルールなどを学びます。遊びの指導は、内容の特徴によって「音楽あそび」「運動あそび」「造形あそび」「自然自由あそび」に分けています。4~6年生では「音楽あそび」「運動あそび」「造形あそび」がそれぞれ音楽や体育、図画工作と教科学習に進んで行きます。その他にも生活する力に必要な事柄を体験的に学ぶ「生活単元学習」、主に国語と算数の内容を学ぶ「ステップアップ」、一日をスタートさせる際、身体や気持ちを整理する「わくわくタイム」を全学年で行っています。その他にも、5、6年生については、集団の中でコミュニケーションの力を培ったり、実際に使う力に発展させたりする「チャレンジタイム」も行っています。

昨年度は、近隣の施設を利用し様々な内容の学習をしてきました。今年度も地域資源を積極的に活用し、児童一人一人が自分の力を発揮できるような学習計画や学習環境を作っていきたいと考えています。引き続き、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。


 

 

 

【中学部の教育】

 

 

1 教育目標

それぞれの個性を伸ばし、将来の社会生活に向けて持っている力を発揮できる生徒を育てる。

(1)相手の気持ちを理解し、協力して活動する力を育てる。(人間関係をつくる力)

(2) 場に応じた言葉遣いを理解し、自分の意思を伝える力を育てる。(コミュニケーション力)

(3)学校生活や社会生活のルールやマナーを意識して行動する力を育てる。(社会環境への適応)

(4)社会生活に必要な習慣を身に付け、集団の中で自分の役割を果たす力を育てる。(はたらく力)

(5)実際の場面で自分で考え判断して、選択・決定する力を育てる。(選択・決定する力)

 

2 教育方針

   

(1)生徒個々の障害の状態、特性、発達段階や年齢段階を踏まえ、個に応じた指導に努める。

(2)個別の教育支援計画や個別の指導計画に基づき、適切な指導内容・方法・グループを検討しな  
   がら、一人一人の特性を生かした授業に努める。

(3) 基本的な生活習慣を身に付けるとともに、主体的な活動を引き出せるような指導に努める。

(4) 地域を活用した学習を設定する中で、地域とのかかわりを深め、地域社会に適応できるよう

   に努める。

(5) 家庭、学校、関係諸機関との連携を密にして、教育活動の充実に努める。

 

 

日課表は[こちら(PDFファイル)

 


特色 


 現在、中学部は19名で学習しています。基本は中学部全員での集団学習していますが、ステップアップの授業のように各学級で学習したり、作業学習のようにグループに分かれて学習したりもしています。

 中学部の段階としては、小学部で培ったことを生かし、高め、高等部(高等支援)につなげ、そして将来の社会生活に向けて進めていくことになります。

 中学部から始まる作業学習は、働く意欲を培い,将来の職業生活や社会自立に必要な事柄を総合的に学習する形態です。今年度から内容を一部改訂し、リサイクル班とクラフト班の2つの班で取り組んでいます。リサイクル班では、ペットボトルのキャップ外しとラベルはがし、潰し作業、そして空き缶のリングプル外し、潰し作業をしています。潰した空き缶は、リサイクル業者と連携して生徒が直接受け渡して、作業学習で取り組んだことが社会の役に立っていることを学習していきます。コロバーズでは、中央区の土木センターと連携して滑り止めの砂をペットボトルに入れる作業をしています。できあがったコロバーズ製品は、中央区土木センターの職員さんに渡してできあがったものが、冬道の滑り止めに役立っていることを学習していきます。クラフト班では、布巾作り、ウエス作り等をしています。できあがった布巾を校内の教室等で使ってもらうように制作し、みんなの役に立っていることを伝えていきます。このように今年度の作業学習も始まったばかりですが、どの作業においても生徒たちの達成感を持てるように様々な工夫をして取り組んでいるところです。

 さらに総合的な学習の時間では、作業学習等の学習をつなげて発展させて、働くということの意味を知り、イメージを持ち、高等部そして将来に向けて理解を深めていくことを目標の一つとしておさえて、職場見学そして職場体験をしていきます。今年度は、コンビニエンスストア等で実際働いているところを見学し、そこで実際に体験する予定です。

 このように中学部では将来に向けて中学部段階で必要なことの学習を生徒たちに合わせて進めています。



 

【高等部の教育】

1 教育目標

 *生徒の希望や願い、青年期の特性を考慮し、将来の社会生活に必要な基礎的知識や技能・態度を養う。また、学校生活を通じて自己選択や自己決定、自己表現の力を高め、一人一人の目標に向かって学ぶことができる力を育てる。 

(1) 自分を信頼し、相手を思いやる気持ちを持って、他者と経験を共有しながら学習 活動に取り組むことができる。(人間関係をつくる力)

(2) 自分の気持ちや考えなどを適切に伝えることができる意思表現の力を高めることができる。(コミュニケーション) 

(3) 自分から周囲の人や活動に対して、注目したり、働きかけたりする意欲を育てるとともに、身に付けてきたことを生かして、自己の役割を果たすことができる。(社会環境への適応力)

(4) 自分の好きなことや得意なことを知る経験を通して、社会生活の中で自立した生活を送るための知識や技術を身に付けることができる。(はたらく力)

(5) 自分が選択したことを実行し、責任を果たすことの意味を理解したり、課題解決をしたりすることを通して、自己理解を深めることができる。(選択・決定する力)

 

2 教育方針

(1) 生徒一人一人の実態や願いを踏まえ、健康と安全に留意しながら充実した学校生活の実現に努める。

(2) 社会生活を豊かにする将来の生活(仕事、暮らし、余暇)に必要な基礎的な知識や技能、態度を育てる。

(3) 社会生活への円滑な移行に向け、学びを深め、より主体的に行動できる学習環境を整える。

(4) 生徒の良さや特徴を生かしたが学校生活を通して、自己選択や自己決定、自己を表現する力を高められるようにする。

(5) 個別の教育支援計画、個別の指導計画を通して、保護者や関係機関と共通理解を図り、連携しながら教育活動に努める。

 

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特色


 高等部は、昨年度初めての卒業生を出し、新たに新入生を迎え、総勢43名でスタートを切り、転入生を迎え現在44名となっております。

高等部は地域に根ざした教育活動を目指しており、地域の企業や町内会、関係機関と連携の上、昨年度までの基盤をもとに学習活動を展開しています。

1年生は、「地域を知ろう」という単元で、伏見地区を探索し、地図にまとめることにより、自分たちの学ぶ学校とその地域について学習しました。

2年生は、近隣の公園に花を植えました。町内会と札幌市中央区土木との連携で「ふれあいフラワー事業」に参加し、地域の二つの公園へ花を植えました。植えた後の水やり、花の手入れを全学年で取り組んでいます。また、学校周りのプランターにも花を植えて飾ってありますのでご覧ください。

2、3年生は、「地域協働学習」を進めております。学習の場を地域に展開し、各店舗の皆さんの御協力の下、「洋服の青山」様、「マックスパーク伏見」様、「もいわ太陽食堂」様、「セブンイレブン札幌南16条店」様、「札幌もいわ山ロープウェイ」様、「ドリーバーデン(旧小熊邸)」様で、店舗の清掃やバックヤード業務に取り組んでいます。

また、町内会との連携で「山元公園」の清掃も行っています。冬になると、地域の事業「もいわ山麓雪あかり」へ参加し、ろうそくを作成して町内会へ提供しています。

今後もさらに、生徒が卒業後、社会参加していくための知識や力を身に付けるために、地域資源を活用した学習を工夫と連携により進めていきたいと考えています。

もう一つ、学習の成果を発揮するイベントして、「伏見祭」があります。日々の学習の積み重ねを披露できように、内容・構成を含めて、生徒が活躍できる「伏見祭」を目指したいと考えております。

日頃お世話になっている地域の方々に、一般にも公開しますで、たくさん方に本校の高等部を見て、知っていただきたいと考えております。

 

お問い合わせはこちら

北海道札幌伏見支援学校

〒064-8514
札幌市中央区伏見4丁目4番21号

TEL: 011-520-5003
FAX: 011-520-5004

E-mail:
fushimishien-z0(☆)hokkaido-c.ed.jp
※メールをされる方は、☆を@に変えてください。
 

伏見ギャラリー



キャンペーン趣旨
 北海道心の教育推進会議では、子どもたちに生命を尊重する、他人(ひと)を思いやる、美しいものに感動するなどの「豊かな心」を育むことの大切さを、家庭、学校、地域や企業、団体などへ、普及、啓発する活動を展開しており、11月を強調月間として取組を進めています。
 札幌伏見支援学校は、この趣旨に賛同し、心の教育推進キャンペーンを応援しています。
 

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