2024年10月の記事一覧
高等部3学年見学旅行
10月16日から二泊三日で千葉、東京方面へ見学旅行に行ってきました。
出発の日を迎えるまで見学先を調べて行動計画を立てたり、お土産など買い物計画を立てたりと
準備を重ねてきました。また、飛行機への搭乗の仕方なども動画を見て学習をしました。
初日は、10月とはいえ東京の気温も高く汗ばむ陽気の中、ディズニーランドではクラス毎に行動し、
アトラクションに乗ったり、パレードを鑑賞したり、食事や買い物をしたりと夢のような時間を過ごしました。
翌日にはスカイツリーの見学、水上バスを利用して浅草からお台場まで移動し、フジテレビの見学を
しました。スカイツリーから見下ろす東京の景色に歓声が上がったり、水上バスから見える
ダイナミックなレインボーブリッジに笑顔も溢れ、友達同士の会話も弾んだりしていました。
3日間天候にも恵まれ、学校生活最後の思い出深い見学旅行となりました。
中学部 いじめ防止に関する学習
10月18日(金)に中学部の学部集会で、北海道警察少年サポートセンターの出前講座による「いじめ防止に関する学習」を行いました。
「大切なあなたへ~自分の大切さを考える~」をテーマに、いじめの事例やロールプレイを見聞きしながら、相手の気持ちを考えながら行動することや、近年増加しているインターネットやSNSトラブルなどについて学習しました。生徒たちは、自分に起こり得る身近な問題として、真剣に講義を受けていました。
高等部2学年 現場実習
高等部2学年は、9月上旬より、4日間または5日間の単独実習を基本とした現場実習を行いました。「大きな声であいさつ、返事、報告をする。」「ていねいに作業をする。」「事業所の人と仲良く過ごす。」など、それぞれが目標をもち、事業所でさまざまな活動に取り組みました。
今回の実習を振り返ると、1年次の実習が自信となり、今年度はさらに積極的に頑張ることができた生徒がいました。また、昨年度の実習では難しかったことにも、今年度は頑張って取り組めた生徒もおり、これまでの学習の成果を発揮できた実習となったと思います。
それと同時に、社会人として必要なマナーや働くための体力・気力の大切さなど、課題も見えています。3年生の前提実習、さらには卒業後の社会生活に向け、実習で学んだことを今後の学校生活に活かし、さまざまな学習に取り組んでいきたいと考えています。
高等部1学年 職場施設見学
9月17日(火)に高等部1学年の職場施設見学が行われました。各学級で公共交通機関を利用し、交通ルールやマナーを守りながら集団行動を意識して見学先の事業所まで移動しました。施設見学では、どのような作業、仕事に取り組んでいるのか、働くために必要な力や将来生活するために必要な力は何か、などについて丁寧に説明していただきました。生徒は、職員の方の説明を真剣に聞き、事前に考えていた質問をしたり、メモを取ったりする様子が見られていました。見学を通して、自分が卒業後どのように生活したり、働いたりするのかを考える時間となり、目的である「働く」ことのイメージを持つことができたと感じています。
今回の職場施設見学で学んだことを忘れずに、今後も進路に向けての学習に継続的に取り組んでいき、それぞれの目標や夢に向かって学校生活を過ごしてほしいと思います。
中学部体育大会
10月10日(木)本校体育館で中学部の体育大会を行いました。昨年度同様、全学年合同で障害物走、紅白玉入れ、リレーを行いました。障害物走は、ハードル、器械運動、平均台を渡りました。平均台の真ん中で、ポーズを披露できました。玉入れでは、各々が練習した成果を発揮し、僅差の勝負に会場も大変盛り上がりました。最後の種目リレーでは、1年生から3年生まで一人一人が、次の人にバトンを繋ぐために足を前に進めました。お互いに鼓舞し合いながら、仲間と一緒に練習してきた成果を存分に表現することができました。たくさんの、応援ありがとうございました。
小学部5学年 宿泊研修
9月26日(木)~27日(金)に、宿泊研修を実施いたしました。
1日目は、びっくりドンキーでの昼食後に青少年科学館。設備が多すぎて、すべてを体験することはできませんでしたが、宇宙から地球の裏側まで見ることができる地球エレベーターや様々な環境条件を自分で決めて、オリジナルの雪の結晶作るコーナーなど、とても楽しむことができました。防災センターでは、大地震や強力な暴風を体験しました。ホテルでは、おいしい食事とゆったりお風呂でリラックス。
2日目は、陶芸体験。講師の方に作り方を教わりながら上手に作ることができたと思います。お皿が届くのが待ち遠しい。昼食後はボウリング。学校で遊ぶボウリングとは全然違う、本物のボウリングを堪能しました。
今回は道程のほぼ全てを、公共交通機関を利用するという、チャレンジの多い旅行となりましたが、全力で楽しむことができました。
キャンペーン趣旨
北海道心の教育推進会議では、子どもたちに生命を尊重する、他人を思いやる、美しいものに感動するなどの「豊かな心」を育むことの大切さを、家庭、学校、地域や企業、団体などへ、普及、啓発する活動を展開しており、11月を強調月間として取組を進めています。札幌伏見支援学校は、この趣旨に賛同し、心の教育推進キャンペーンを応援しています。